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 アメリカ ノ ソラ エ
 アメリカの空へ

   大探検を助けた少女、サカジャウェア

 ◆アメリカ建国史にのこる伝説の少女の物語

 ケネス・トーマスマ著
  西江雅之(にしえ・まさゆき)監修 加原奈穂子(かはら・なほこ)訳 

 本体 1,524円
 四六判・上製・224頁
 4-931178-29-4 / 2000.02

 【日本図書館協会選定図書】   


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    ●内容紹介&書評
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 ■作品内容


1805年春、16歳のインディアンの少女・サカジャ ウェアは、生まれたばかりの赤ん坊を背負い、 史上名高いルイス=クラーク探検隊の一員として、 壮大な旅へと出発します。
それは、ミズーリ川の源流を遡り、ロッキー山脈 を越え、太平洋へと向かう21ヶ月にも及ぶ苦難の 旅でした。この探険で通訳兼ガイドとし て大きな貢献したのがサカジャウェアでした。
アメリカ人なら誰でも知っている伝説の少女の姿 を通して、アメリカ人の心の故郷をさぐる。


【著者紹介】
ケネス・トーマスマ
1930年ミシガン州生まれ。ミシガン大学大学院修士課程修了。
小・中学校の教師・校長を経て作家に。
邦訳書に「モホ・ワット」「ナヤ・ヌキ」『パスキ・ナナ』などがある。


加原奈穂子(かはら・なほこ)
1972年、岡山市生まれ。早稲田大学文学部博士課程修了。現在、早稲田
大学助手。


西江雅之(にしえ・まさゆき)
1937年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了後、フルブライト奨 学生としてカルフォルニア大学大学院で学ぶ。文化人類学者、言語学者。
主な著書は、『花のある遠景』『ヒトかサルかと問われても』など。



【書評から】
アメリカで今年から出回っている新1ドル硬貨には、一人のインディアンの 少女が描かれている。少女の名前はサカジャウェア。200年近く前に実在して いた人物だ。彼女は伝説の中で悲劇の王女ポカホンタスと同じように、アメリカ では最も有名なインディアンの少女。
(中略)
当時16歳だった彼女は、生後55日の赤ん坊を背負い、往復1万キロを探検隊と 共に踏破し、夫以上の働きを示して隊を支えた。本書は日記をもとに、彼女が 歩んだ道を辿ったもの。
探検隊とインディアンの出会いや豊かで厳しい自然などを通して、アメリカの 人びとの心の故郷がいきいきと描かれている。
(「週刊東洋経済」2000.3.18)
     ◆
帯に書かれた「2000年発行、新1ドルコインに描かれたインディアンの少女サカ ジャウェアを知っていますか?」という質問に「イエス」と答えられる日本人は ほとんどいないに相違あるまい。
この少女は、アメリカ開拓時代に政府派遣の「ルイス・クラーク探検隊」に加わ った一少女、いや、若き女性のことである。
彼女の特技は、まず第一に、インディアンと生活をともにしていたときに習い覚 えた、食用根菜の見分け方である。探検隊が食糧難にさらされた時、彼女のその 能力は最大限に発揮された。
そして、第二は、所属した部族の言葉、ショショニ語をあやつることが出来た点 であり、彼女なしにはこの探険は不成功に終わったと見る向きもある。
当時、インディアンの地位は低く、サカジャウェアとて、幼いときに白人に売ら れ、その主人について、幼子を抱えながらも探険に加わらざるを得ない羽目にな った。
そうした定められた環境の中で、サカジャウェアは自己の本領を発揮して、探検 隊の陰の力となっていく。
そのことが「はさみ込み」形式によって、わかりやすく語られる。つまり探検隊 のメンバーの日誌記録が引用され、その後に、著者トーマスマの適切な解説が内 容を説明するのである。
これは、ともすれば、主旨をまるで消化できないうちに終わってしまう無味乾燥 な記録の意味内容を、活き活きと読者に伝える、という点で実に親切なものと言 えよう。(以下略)(川鍋博)
(図書新聞2000.6.17)


















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■読者からの感想・・・!

ルイジアナ探検そのものの経過もさることながら、 その前提(発端)から詳しく書かれているので、 購入しました。分かりやすく、読み甲斐がありま した。
(東京都、62歳、男性)
    ◎
先日読んだ「ナヤ・ヌキ」以来、サカジャウェア の物語を是非読みたいと思っていました。アメリ カの歴史、彼女に対するアメリカ人の意識に関し ては、ほとんど知らないことばかりでした。
(広島市、29歳、女性)